簡単レシピ◆サンマ共肝焼きと利休焼きをお
簡単レシピ、今日は
◆さんま共肝焼きと利休焼きをお届けします。
秋刀魚共肝焼き
和食の料理用語で「共(とも)」がつきますと、ひとつの
食材の異なる部分をいっしょに調理したものです。
たとえば
「共和え(ともあえ)」。カワハギやアンコウなどでおなじみ。
魚介類の身を具として、和え衣はその肝を使います。
「共あん」は鶏肉の料理などよくあります。
鶏ひき肉で作ったそぼろあん を蒸した鶏肉にかけるものですね。
アワビやアンコウは肝をすり流して椀種(わんだね)にする、
「共汁」や肝を酢の物に用いた「共酢和え」なんてのもあります。
時には、「共」を「友」という字をあてたりします。
とも かく、肝がおいしい魚介はそれを使わない手はありません。
では、さんまの共肝焼き。
1.サンマを3枚におろす。
(時間あれば薄塩をあて、1時間置く。)
2.内臓を包丁で細かく叩く。
3.酒、ミリン、醤油を同割あわせた中に、
叩いた内蔵をいれ、3枚におろした サンマを漬け込む。
30分くらい。お急ぎの方は10分でも。
4.漬けたサンマに串を打ち、漬け込んだ汁をかけながら
両面焼く。焦げやすいから、目を離さずに。
◎おもてなしには、「利休焼き」になさったらいかがでしょうか。
和食で、「利休」あるいは「利久」とついたら、
胡麻を使った料理です。
「利休揚げ」、「利休煮」、「利休焼き」、「利休仕立て」など
すべて胡麻を使ったもの。千利休が胡麻を好んで使ったから、
といわれています。
「利久」というのは「休」の字を嫌ってか、あるいはしゃれた
おつもりでつけたんでしょう。
サンマの利休焼き。
さっきの1.~3.までは同じ。漬け込んだサンマは
煎った白ゴマをまぶして表面が乾くまで干す。
それから串を打って焼く。白ゴマを焦がしては
いけませんよ。あぶる程度に。
ご商売の方は 焼くときに両づま折りにしたり、
片身ずつ結んだりして盛り栄えを考えてみてください。
今日の簡単レシピ・賄いレシピ、今年は豊漁で安く出回っているサンマを使ってみました。